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小学館ライトノベル大賞と水沢夢
あらためまして、水沢夢です。
人よりちょびっとツインテールが好きな、作家予定です。本が出るまで予定は取れない。
受賞させていただいたわけですが、僕が小学館ライトノベル大賞に応募したのはやはり何よりも「審査員の畑健二郎先生に自分の書いた小説を読んで欲しい」というのが一番の理由でした。
ハヤテのごとく!のファンで、ガガガ文庫で一番最初に買ったのもハヤテのノベライズです。
もちろん、説明するまでもなく皆さんハヤテのごとく!はご存知だと思います。ツインテールの素敵なお嬢様がヒロインの作品です。
応募に際し、何か傾向などを意識するでもなく、自分の好き勝手に書いても見ていただけたのは幸運でした。
ただ、前述の「畑先生に作品を見て欲しい」という思いは全投稿者、そして他の受賞者と比べてもきっと自分が一番だという自信だけはあります。
それほど、ハヤテが自分に与えた影響は大きかったのです。
今の段階でさすがに受賞を取り消されることはないと思うので書きますが、「俺、ツインテールになります」で序盤の登場人物の一人がツインテールに関するある願望を口にするのですが、それは昔、ハヤテのごとく!のナギの躍動的に踊るツインテールを見て僕が真顔で思った願望でもあります。
いや、別に変なことじゃないから! 男の子だったらだいたい一度は思うようなピュアな願いだから!! ですよね、32枚目の最後から二番目の台詞です担当さん!!
たとえふと脳裏をよぎっただけでも、面白いと思ったら何だってネタにするのが、作家ってものじゃない! …………やばい、自分の脳が。
http://gagaga-lululu.jp/gagaga/grandprix/06.html#first
講評で畑先生に賜った言葉の結論は、一点の曇りも無く「どうかしてる」方だったようです。
あとはこの認めてもらった熱意を研磨し、武器になるよう精進していきます。
この作品のモットーは「気軽に楽しく読んでもらえるラノベ」です。
感動も、驚きもないとは思いますが、暇潰しで読んだことを決して後悔しないような、愉快な一冊。
完成を目指し、今、最終段階です。
っていうかイラストがホントに可愛いしかっこいい! イラストレーターの春日さんへの感謝は表紙が公式で公開された頃ゆっくり書きますが、その時は是非表紙を見てみて下さい!
自分の作品を選んで下さった編集部の方々、畑先生、いつもお世話になっている担当さんと春日さん、本当にありがとうございます。
すいません、やっぱ32枚目は読み返さないで下さい担当さん。
次は授賞式のことを書きます。